うつ病性障害のいろは

病気のいろは
頭の病気 - 脳
頭の病気 - 目
頭の病気 - 鼻
頭の病気 - 口
頭の病気 - 耳
頭の病気 - 他
全身の病気
内臓の病気 - 肺
内臓の病気 - 心臓
内臓の病気 - 胃
内臓の病気 - 肝臓
内臓の病気 - 腸
内臓の病気 - 腎臓
内臓の病気 - 他
骨の病気
関節の病気
血液の病気
皮膚の病気
心の病気
女性の病気
性関連の病気
その他の病気
深呼吸ダイエット
うつ病性障害の種類

 うつ病性障害の方に役立つ無料小冊子

うつ病性障害の種類

ストレス社会と言われる昨今、うつ病はけっして珍しい疾患ではないようです。大きくわけて、「大うつ病性障害」と「気分変調性障害」「軽症うつ病」の3タイプが代表的とされています。

【大うつ病障害(大うつ病エピソード)】
下記の中で、5つ以上の症状が2週間以上続くタイプだと言われています。

・1日のほとんどが抑うつ気分で、本人の主訴または第3者により発見される。
・1日中、あるいは毎日全ての日常生活に対する無気力感など。
・食欲不振や著しい体重の変動。(食事療法中は除く)
・毎日の不眠や起床困難。
・毎日の精神運動性のあせりやいらだち。
・毎日の倦怠感。
・ほぼ毎日の過剰な自己嫌悪感や物事の無価値感。
・ほぼ毎日の決断力、思考力や集中力などの低下。
・突発的な自殺願望や自殺計画などの死に対する考え。

この他、大うつ病性は混合性エピソード(躁と抑うつが同時におこる事)とは異なり、薬物などの乱用により引き起こされるものでもないとされています。また、はっきりと断言はできないようでうが、大切な人などを失った深い悲しみが2ヶ月以上続き、無気力、無価値、自殺願望などがおき、社会生活に多大な機能的障害をきたすと言われています。


【気分変調性障害】
抑うつ気分が1週間の約半分以上で、ほぼ1日中ありそれが2年以上続くタイプだと言います。本人の主訴や第3者により発見される事が多いようです。判断基準としては下記の症状が2つ以上みられるとされています。

・食欲不振または過食。        ・不眠や寝すぎ。
・無気力及び倦怠感。          ・自己のプライドの低下。
・集中力及び決断力の低下。     ・失望感。

気分変調性は、上記と同じく薬物の乱用や他の身体疾患によるものではなく、混合性や躁エピソード、気分性の循環障害の診断基準も満たしていません。また、統合失調症のような慢性的精神障害の経過中にみられるものでもないと言われています。しかし、この気分変調性の発症約2年後に、大うつ病の診断基準を満たしている場合もあると言われるため、その時は両方からのアプローチをするようです。


【軽症うつ】
アメリカ精神医学会(APA)が発行している精神疾患の診断・統計マニュアルの 第4版 (DSM-Ⅳ)が一般的になるまでは、軽度のうつを「軽症うつ病」と呼んでいました。しかし、定義や分類が明確ではなく、軽度のうつは疾患とはみなされず、治療をしない医師もいたようです。最近では、先のマニュアルのおかげで分類も明確になりつつあり、薬物療法でも良い結果がでているようです。軽症うつは、放置しておけば悪化し大うつ病性になりかねないと言われますから思い当たる事がある場合は心療内科などの専門医に相談する事をおすすめします。


※エピソード: 症状が発症している状態です。
※DSM-Ⅳ  : Diagnostic and Statistical Manual of Mental Disorder - IV