生理不順の方に役立つ無料小冊子
生理とは、
生理(月経)とは、「一定の周期をもって反復する子宮内膜からの出血」と定義されます。
25〜35日の規則的な周期で、3〜7日間続いて起こる出血現象です。生理は視床下部、下垂体と卵巣のホルモン分泌機能と深く関わります。
→ 下垂体が視床下部から放出ホルモンを受け、卵巣に対して卵胞刺激ホルモンを放出します。卵巣がこれを受け、卵胞を育て始めます。この間子宮内は排卵に備え子宮内膜が増殖します。
→ 生理の初日から約2週間経ちますと、一番大きく成長した卵胞が子宮内に排卵され、精子との出会いを待ち受けます。このとき、黄体ホルモンと卵胞ホルモンの影響により、子宮内膜が卵胞の受精を備え、さらに肥大化します。
→ 生理の初日から25日ぐらい経ちますと、運命の精子と出会えなかった卵胞が不要になり、黄体ホルモンと卵胞ホルモンの分泌が減少し、内膜内の動脈が縮み、内膜細胞への栄養供給がストップとなり、子宮内膜の壊死を招き、新たな生理(月経)が始まります。
卵胞が運命の精子と出会えた場合は、黄体ホルモンの分泌が減少することなく子宮細胞への栄養供給も続けられ、赤ちゃんが育つ大事な過程に入ります。
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生理不順とは
正常な場合は、10代後半から50代前半までの女性の性成熟期において、この生
理周期が比較的に規則正しい間隔で定期的に起こりますが、上記のプロセスにおける
一つまたはいくつかの要素の働きが異常になると、生理の周期・間隔が乱れ、出血量
が異常になります。これが生理不順です。
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生理不順の諸症状
生理の発生時期、周期、期間、出血量により、生理不順の諸症状は以下のように分類できます。
1. 発生時期の異常
早発月経(初潮が10歳未満)、遅発月経(初潮が15歳以上)
2. 生理周期の異常(正常25日〜35日)
原発性無月経(18歳になっても初潮がこない)
続発性無月経(生理が数ヶ月以上停止)
頻発月経(生理周期が短く、24日以内となる)
稀発月経(生理周期が長く、36日以上となる)
3. 生理期間の異常(正常3日〜7日)
生理過短(出血日数が3日未満)、生理過長(出血日数が8日以上続く)
4. 経血量の異常
経血量過少、経血量過多
5. その他生理不順と見なされる諸症状
月経困難、生理前症候群(PMS)
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生理不順の原因
生理不順の発生プロセスの視点から、その成因が以下のように大別されます。
生理不順の直接的原因:ホルモン分泌の異常、器質性異常
ホルモン分泌の異常: 生理に関わるホルモンの分泌量の過多、過少或いは無分泌を指します。
器質性異常: 生理に関わる実際の器官組織の異常、たとえば、視床下部、下垂体、卵巣、子宮、血管、血液など器官や組織の異常を意味します。
ホルモン分泌の器官となる視床下部、下垂体、卵巣及びホルモン運搬の器官と組織となる血管と血液、ホルモン受容の器官となる子宮などの働きがホルモンの分泌、分泌量に深く関係します。
生理不順の間接的原因: ストレス、生活習慣、栄養障害、肥満、不適切なダイエット、遺伝、病変など、直接原因となるホルモン分泌の異常や器質性異常を引き起こす原因を指します。
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生理不順の治療
主に間接的な原因による偶発的な生理不順の場合、特に治療をせずに、自然治癒力で治る場合が殆どですが、長期にわたる生理不順には、他の病気が潜んでいる可能性もあるので、専門医で受診し、治療を受けるようお勧めします。ただし、生理不順になった原因が不明のまま安易に対症療法を受けることに関しては要注意です。
西洋医学における生理不順の治療
ホルモン療法:
生理に関わるホルモン分泌の異常(過多、過少、無分泌)に対して、様々なホルモン製剤を直接投入する対症療法です。ただし、この方法はホルモン分泌異常の根本的原因を直接解決できないケースが多く、副作用も伴いますので、専門家のアドバイスに従い、自己責任の下で慎重に受けるようお勧めします。
ビタミン剤療法:
ビタミンEの抗酸化作用を利用し、末梢の毛細血管を拡張させて血液の循環をよくし、血行不良による生理不順の改善を図る療法です。
東洋医学における生理不順の治療
漢方薬療法:
生理不順の治療に、東洋医学に基づく漢方療法は大きな役割を果たしています。漢方による治療は血液、エネルギーの調節という二つ側面を主眼としています。
血液はホルモン運搬の主役で、血液の量の不足(血虚)、血液質が悪い(血汚)、或いは血管の働きが弱い(血お)場合、ホルモンの運搬がうまくいかず、
生理不順が起こる直接的或いは間接的な原因になる場合が多いです。このため、質のよい血液を増やしたり、血液をさらさらにしたり、血液の通路である血管の働きを改善したり、
血液を浄化する肝機能を強化したりする、いわゆる補血・活血ための漢方薬治療が多く利用されます。一方、体内のエネルギー産生が不足となる(気虚)場合、
元気で正常な細胞を作れず、ホルモン分泌量の不足、内臓や血液がうまく機能しないことにより、生理不順が起こるケースもよくありますので、「気滞」、「気虚」
を改善するための漢方薬も併用されることが多いです。
ただし、血液とエネルギーの調節はあくまでも生理不順の一部の成因のみ有効ですので、効果的に服用するためには、必ず信頼できる漢方専門家へ相談ください。
よく使われる市販の漢方薬はこちら
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うすきね血の道振薬 20袋入 発売元:うすき製薬
和漢生薬17種の組み合わせによってできた薬。血行の障害を除き、自律神経を安定させ、新陳代謝を旺盛にしますので、体質のやや虚弱な婦人の諸症、月経不順、頭痛、耳鳴り、冷え性等の諸症状を改善します。 |
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命の母A 420錠 発売元:笹岡薬品
女性ホルモンのバランスが崩れるために起こるさまざまな身体の不調を、やさしく和らげる女性のための保健薬。
13種類の生薬を中心に、ビタミン、カルシウム、タウリン、レシチンなどを加えた、穏やかな効き目の薬です。 |
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サンワ温清飲エキス細粒「分包」 45包 発売元:
8種生薬を配合してエキス化した飲みやすい分包細粒
皮ふの色つやが悪く、のぼせにお悩みの方の月経不順、月経困難、更年期障害、神経症など。
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生理不順の自己ケア方法
自分の力で生理不順の改善と解消を図る場合、以下の方法はご参考になります。
腹式呼吸法
腹式呼吸法は人体自身の自然治癒力の向上を主眼するもので、以下の側面で生理不順に対する解消或いは改善効果が期待できます。
■自律神経のバランスの調整
腹式呼吸の意識的なリズム運動によってセロトニン神経の分泌が促進され、生理不順の間接的原因となるストレスの解消につながります。そして、自律神経の中枢である視床下部の働きが正常になれば、下垂体に対する放出ホルモン、下垂体から卵巣に対する卵胞刺激ホルモン・黄体形成ホルモン、卵巣で産生される卵巣ホルモン、黄体ホルモンなど一連の内分泌プロセスにプラスの影響を及ぼす効果が期待できます。
■血液循環の改善
自律神経のバランス調整により、自律神経によってコントロールされている血管の平滑筋の動きが正常になります。そして、深く長い腹式呼吸によって大量の酸素が血液と取り込まれ、血液中の余分な脂質が分解されます。これによって血流が改善され、ホルモンや栄養素の運搬が改善されます。
■エネルギーの補足
腹式呼吸によって大量酸素が体内の隅々に取り込まれ、細胞のリモデリング(新陳代謝)に必要なエネルギー源が確保されます。同時に体内に脂質代謝が起こり、普段の糖質代謝から得られない大量のエネルギーを確保でき、元気な細胞が作られ、普段病んでいる器官組織の修復やホルモン分泌の正常化に大きな影響を及ぼします。
生理不順改善の実績のある腹式呼吸法はこちら ↓↓↓
※ 人によって生理不順の成因や体質などが異なりますので、自己責任の下でご利用ください。
食事療法
東洋医学では「医食同源」という考え方に基づき、生理不順治療における食事療法は漢方養生の延長として見なされる場合が多いです。
漢方療法の考え方と同様、食u事療法は主に血液やエネルギーの調節に着眼していますが、ホルモンの働きに影響するビタミンやミネラルの摂取も重要視されます。
■身体を温める食材を摂る(身体が冷えるタイプの人)
冷え予防による血液循環の間接的改善を狙い、生、冷たいものを避ける。
身体を温める食材の例:
ねぎ、しょうが、にら、にんにく、人参、山芋、牛肉、羊肉、しその葉、らっきょう、うど、シナモン、こしょう、ナツメグ、山椒、小松菜、桃、くるみ、かぼちゃ、黒豆など
■身体を冷やす食材を摂る(身体が火照るタイプの人)
辛い、味濃いものを避け、神経を落ち着かせ、出血過多を防ぐ。
身体を冷やす食材の例:
ゴーヤー、トマト、セロリ、ミント、レタス、きゅうり、こんにゃく、ほうれんそう、緑茶など
■食事制限
どろどろとなる血液の元凶となる血中の脂質を排除するため、適時適量な食事制限を行う。 プチ断食など。
生理不順改善のための生活養生
ストレス、疲労、栄養障害、肥満、不適切なダイエットなどの生理不順の間接的な成因を避けるため、以下の諸側面から生活習慣の見直しや正しい生活習慣の維持が大事です。
充分な睡眠時間の確保、
疲労を溜め込まない、
性生活過多にならない
食事の栄養バランスに注意、
身体を冷やさない
ストレス解消の工夫
適度の運動
無理なダイエットをしないなどなど。
生理不順の改善に役立つお薬とサプリメント
あるある大事典にも取り上げられた大豆イソフラボンが生理不順に効果があったのではと考えられる。
そして、ビタミンEの抗酸化作用で、体の酸化を防いだり、血管の健康を保ち、末梢の毛細血管を拡張させて血液の循環をよくし、血行不良による生理不順の症状への改善効果が期待できます。
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ネイチャーメイド 大豆イソフラボン 輸入元:大塚製薬
大豆イソフラボン1粒25mg含有の栄養補助食品。
大豆イソフラボンは、女性ホルモン(エストロゲン)と似た構造をしています。 |
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リノックスE-ハイ 200カプセル 発売元: 大正製薬
ビタミンEにビタミンB2とγ-オリザノールを配合した天然型ビタミンE製剤。 ビタミンEは、過酸化脂質の生成をおさえ、末梢の血行障害による症状を改善します。内分泌系に作用して、ホルモンバランスの乱れを整え、更年期に伴う肩・首すじのこり、冷えなどの諸症状を緩和します。
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ヒヤクαE 50カプセル 発売元: 山之内製薬
薬用人参エキスを配合した天然ビタミンE剤。ビタミンEでは最も活性の高いα型天然ビタミンEと薬用人参の働きで末梢血行障害や更年期における、肩・首筋のこり、冷え、手足のしびれなどの症状を緩和。
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ハイビルトンE300 240カプセル 発売元: 中外医薬生産
アルファ型ビタミンEとγ-オリザノールを配合。アルファ型ビタミンEは他の合成ビタミンEに比べ体内吸収率が高く、効率よく全身の血液の循環を促します。肩、首筋のこり、手足のしびれ、冷え、のぼせ、月経不順の改善に役立つ。
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生理不順の改善に役立つ健康グッズ
ローマンカモミールやクラリセージから作られたエッセンシャルオイル(精油)はホルモン分泌のバランスや精神のバランスを整え、いらいらや精神的落ち込みなど生理に関するトラブルを防ぎます。 そしてそれらの成分を含むハーブティーも気分の調整に役立ちます。
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