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肩こりとは

肩こりとは、頭と首の骨を支えている肩周辺の筋肉が疲労し硬く緊張した状態で、「重苦しさ」「痛み」「はりやこわばり」「だるさ」といった感覚を伴う場合をいいます。肩こりは病名ではなく、いろいろな原因による筋肉の緊張に伴う結果としての症状です。

肩こりはそのまま放っておくと身体の感覚が鈍くなり、ひどい肩こりはその痛みさえも感じなくなることもあります。 さらに、頭痛、吐き気、歯痛、うつ、下痢や便秘といった、肩こり以外の症状が現れることも少なくありません。

肩こりは、内臓疾患、筋肉の外傷や心理的要素から起こる場合以外、そのほとんどは肩周辺の筋肉の血行不良が原因です。一定の姿勢を続けることでに筋肉に負担がかかったり、運動不足だったりすることから、血行が悪くなって筋肉が酸欠状態になり、溜まった乳酸などの老廃物が刺激となって痛み物質が出て、神経を刺激してコリや痛みが生じるようになります。

ですから肩こりの改善には、運動やマッサージなどによる血行改善が大切です。そして、あごを突き出した猫背などのように肩関節が前方に移行して両腕がぶら下がっているような姿勢であれば、正しい姿勢に改める必要があります。

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肩こりの種類

肩こりは、その原因から、単純に筋肉の慢性疲労による「単純性肩こり」、内臓疾患を含めた周辺の病気による「症候性肩こり」、ストレスなどが原因の「心因性肩こり」に区分できます。

また、一過性の「急性肩こり」と、「慢性肩こり」に分けることもできますが、どちらに属するかは一般に肩こりの原因によって決まります。

急性肩こりの場合は、悪い姿勢や同じ姿勢を長時間続けたり、緊張やストレスを感じた場合、パソコンなどで目が疲れたときや、冬場やクーラーのかけ過ぎ、歯痛や運動不足などが原因ですが、放置すると慢性化することもあります。

慢性肩こりの原因には、姿勢や体型、器質的疾患や内臓疾患などが挙げられます。






肩こりの原因

肩こりは、器質的疾患、内臓疾患、筋肉の外傷や心理的要素から起こる場合以外、そのほとんどは肩周辺の筋肉の血行不良が原因です。無理な姿勢や一定の姿勢を続けることでに筋肉に負担がかかったり、運動不足だったりすることから、血行が悪くなって筋肉が酸欠状態になり、溜まった乳酸などの老廃物が刺激となって痛み物質が出て、神経を刺激してコリや痛みが生じるようになります。

器質的疾患とは、頚椎・胸椎の疾患、肩関節の疾患などX線診断で病変を認められるような場合です。ヘルニアなどの病変が神経を圧迫し、痛みやしびれを起こすことがあります。

内臓疾患、たとえば、心臓や肺など呼吸循環器系に病気があると、肩から背中にかけて痛みが現れることがあります。具体的には、高血圧、低血圧、狭心症、心筋梗塞などです。他には悪性腫瘍、胆石、糖尿病、更年期障害、貧血などからも肩こりを合併します。

筋肉の外傷は、損傷を受けた部位の炎症により局所的に筋肉のこわばりが起こり、肩こりを感じます。 心理的要素とは、怒りや不安が交感神経を過剰優位にして血管を収縮させ、局所の循環不全を招いた結果、痛み物質が生まれて肩こりとになる場合のことです。


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肩こりの治療

肩こりは、器質的疾患、内臓疾患、筋肉の外傷や心理的要素から起こる場合以外、そのほとんどは肩周辺の筋肉の血行不良が原因です。肩こりは、その原因別に治療を考えます。

主に血行不良による単純性肩こりの場合は、「肩こりの予防」で挙げている日常生活での姿勢や身体の使い方に気をつけることです。特に、猫背やあごが突き出ないようにするには、椅子に深く腰掛け、前かがみにならないようにすることが大切です。なお、肩の高さが左右で違っていて骨盤に歪みがみられるような場合は、骨盤調整をします。

頚椎・胸椎の疾患、肩関節の疾患などX線診断で病変を認められるような場合は、整形外科などで原因疾患を適切に処置する必要があります。

高血圧、低血圧、狭心症、心筋梗塞、悪性腫瘍、胆石、糖尿病、更年期障害、貧血などが原因で起こる肩こりの場合も、元にある病気を治療します。

筋肉の外傷による肩こりは、ほとんどは時間とともに自然に回復しますが、炎症がある場合はアイシングや冷湿布を使用します。慢性的な肩こりは身体の内側から温め、絶対に肩を冷やさないこと。

心理的要因による肩こりも、まずはなるべく怒りや不安の原因を取り除くことが必要です。交感神経を過剰優位の状態なので、入浴や腹式呼吸などにより副交感神経を刺激してなるべくリラックスするとともに、軽い運動やマッサージが効果的です。

冬場などの「冷え」からくる肩こりでは、ゆったりした入浴や軽い運動で身体を温め、ショウガやネギ、にんにくなどの身体を温める食品を摂ります。整形外科での温熱療法も効果があります。 肩こりが眼精疲労からくる場合は、目を休め、首を何度か大きく回すとよいでしょう。 歯痛による場合は、当然歯科医院を受診します。


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肩こりの予防策

肩こりの予防は、とにかく日常生活での姿勢や身体の使い方に気をつけることです。

1)あごを引いて背筋を伸ばし、猫背にならず左右の肩が同じ高さになっているかどうかチェックする。
2)少し固めのベッド(布団)やあまり高くない枕など、肩の凝らない寝具を使う。
3)両肩を均等に使い、片側だけにバックをかけたり持ったりしない。
4)肩を冷やさない。
5)過労やストレスを避け、充分睡眠をとる。
6)ぬるめの入浴でゆっくりくつろぎ、軽いマッサージをする。
7)デスクワークでは1時間毎に5~10分間休憩し、軽い運動を行う。
8)テレビやパソコンでは、たまに目を休め、遠くを見たりする。テレビゲームは時間を決めてやり過ぎないこと。
9)毎日、肩こりに効果的な軽い体操を15~30分ほど実施する。
10)スポーツなどで定期的に心身ともにリフレッシュする。

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肩こりの本

書 籍 名 著 者
整体法〈5〉わかりやすい肩の講座 井本 邦昭
腰痛、肩こり、手足のしびれ 伊藤 達雄
陰陽調和料理で健康―肩こり・冷え症・アレルギー 梅崎 和子
足・腰・肩の痛みを断つ健骨法 西 法正
首と肩の痛みをとる本 青木 正美
手軽な運動で腰・ひざ・肩の痛みをとる 黒田 善雄
筋力バランス療法―肩こり・腰痛・膝痛・筋肉痛も治る! 吉富 賢一
部長のため息、課長の肩こり―ビジネスマンの精神医学入門 小田 晋9
症例別 足もみカンタン健康法―肩こり、頭痛よさようなら! 佐々木 崇
腰痛・肩こりに大きな効果―アトラス仙骨療法 田中 輝明
腰痛・肩こりの科学―原因から治し方・防ぎ方まで 荒井 孝和
よくわかる顎偏位症の治療と予防―頭痛 肩こり 咬み合わせ 丸橋 賢
バラコンバンド健康法 腰痛、肩こり、頭痛が消える 五味 勝
首は健康ですか?―肩こり・頭痛は危険信号 三井 弘
肩が痛い、腕が上がらない―五十肩 加藤 文雄
間違いだらけの肩こり治療 阿部 正隆
痛みをとる! グルコサミンと整体術 越田 昭
ひざ・腰・肩の痛み 三井 弘
健康ヨガ―腰痛・肩こりすっきり解消! 荒谷 美枝子
グッバイ肩こり―家庭でできる整体術 越田 昭
噛み合わせを治せば肩こり・頭痛が消える! 青山 健一
写真でわかる腰痛・肩コリを治す本 川井 武雄
やさしい肩こり・腰痛・シビレの話 見松 健太郎
自分で治す腰痛・肩こり 西条 一止
つらい肩こりもこれで治る―持病とあきらめていませんか? 阿部 正隆
肩こり・腰痛の医学―首、肩、腰とのつきあいかた 石田 肇


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上記の内容をご参考いただき、あなたの健康管理のためにお役立てれば、幸いです。
肩こりに関する一切の診断と治療は専門医の指示に従ってください。