頻尿の原因
頻尿の原因はさまざまです。ここでは水分の大量摂取や身体が冷えるなどの一過性の原因によるもの以外を考えます。
尿意は神経系によって起こされるので、脳の疾患(中枢性疾患、たとえば脳梗塞・脳出血・脳腫瘍など)でも頻尿は生じます。また、精神疾患においても同様です。
さらに、下部尿路(尿管・膀胱・前立腺・尿道)の刺激によって尿意をもよおすことがあります。こうした刺激の主なものには炎症・結石・腫瘍・異物が考えられます。
水分の大量摂取などの特定の原因がないのに排尿回数が増える頻尿は、尿量が多いために排尿回数が増える場合と、総尿量は正常なのに一回の排尿量が減少したので排尿回数が増加する場合とがあります。
多尿による頻尿は、尿崩症、糖尿病、腎機能障害などでみられます。総尿量が正常での頻尿は、膀胱容量の減少(進行した膀胱癌、神経因性膀胱)、膀胱粘膜の刺激症状(膀胱炎、膀胱内の尿路結石)、残尿の増加(前立腺肥大、尿道狭窄)などが原因として挙げられています。
女性の頻尿は、膀胱炎、神経性頻尿、神経因性膀胱のいずれかが原因となる場合が多く、そのうちの大部分は膀胱炎です。
こうした特定の病気が認められない場合は、自律神経(拮抗に作用する交感神経と副交感神経)の働きが上手くいかないため、膀胱の収縮、弛緩がバランスよくできずに頻尿という症状が発現すると考えられます。
精神的ストレスから自律神経失調になり頻尿となる場合や、長期にわたり頸部痛、背部痛、腰痛などをがまんしているうちに骨盤内の臓器に負担がかかりこれらがうまく機能しなくなり頻尿になるケースなどがあります。
いずれも病院の検査では何も異常がないと言われるようです。
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