脳腫瘍の治療法
脳腫瘍には、「外科手術」「化学療法」「放射線療法」「免疫療法」
などがあります。
【外科手術】
顕微鏡を用い(マイクロサージェリー)微細な血管、神経を維持しながら
患部を摘出する最も有効な方法といわれています。しかし、良性の腫瘍でも
全摘できない部分、つまり手や足が機能する部位の腫瘍では、万が一正常部位
を損傷していまうと機能しなくなるため、全摘しないケースもあります。
この判断が非常に難しいといわれていますが、最近での医療技術と機器の
進歩は目を見張るものがあり、治療技術も日に日に向上しているといわれます。
【放射線療法】
腫瘍の治療には重要な治療法のひとつとされています。
単独で行う他、手術や化学療法との併用も行われています。
この際、患部のみに照射するようにし正常部位には照射しない
ようにします。良性の場合でも、小さな神経鞘腫や髄膜腫には
最近ガンマナイフ(定位照射)が用いられ、これは、悪性腫瘍に
もひじょうに有効とされています。
【化学療法】
抗がん剤による治療です。これは、手術や放射線療法と併用
併用され、経口、注射、局所投与などで行われます。
脳の血管には独自の関門があり、他のガンの全身的化学療法とは
異なり、薬が効きにくい場合もあるといわれます。
現在も、臨床研究にて様々な薬剤の組み合わせや投与法が研究
されています。
【免疫療法その他】
免疫力を高めるため「インターフェロン」などを投与する
場合がありますが、実際ではまだ有効性について討論
されています。また、悪性腫瘍への効果の有無が期待
される「遺伝子治療」は現在アメリカで臨床研究が
進められています。
この他では、新しい悪性腫瘍に対して
樹状細胞療法(Dendritic Cell, DC)や
テモゾロマイド療法(Temozolomide)
ウィルス療法などがいわれています。 |