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ぜんそくとは

アレルギーなど、何らかの刺激で気管支や気管(気道)が収縮するため発症し、夜中から朝方によく見る、気管支ぜんそくの発作などでは、気道に強い炎症を起こします。発作時の特徴は呼吸音が「ヒューヒュー・ゼーゼー」する喘鳴(ぜんめい)があるといいます。同時に激しい咳、最悪の場合は呼吸困難による窒息や心不全などで、死に至る事もあるといわれています。


ぜんそくの種類

大きく「アトピータイプ」と「非アトピータイプ」に分けられます。

【アトピータイプ】
アレルゲン(アレルギーの原因となる因子)の吸引により発症します。

【非アトピータイプ】
風邪や乾燥した冷たい空気、埃や排煙などアレルゲンが見られないものでの発症するタイプとされます。

【アスピリンタイプ】
大人のぜんそくの約10%はこのアスピリンぜんそくといわれています。しかし、他の鎮痛剤でも発症する事があるとされ、服用の際にはぜんそくである事を医師に伝える事が重要といわれています。

【その他】
月経誘発性のぜんそくや、妊娠・出産などが起因となり発症する事もあるようで、若い人では冬の運動直後におきる運動誘発性のぜんそくが多いといわれています。


ぜんそくの症状

ぜんそくの発作は、夜間から朝方にかけて多く発症し呼吸(特に呼気時)が苦しく呼吸困難や先の喘鳴などが起こるといわれます。これは、気道の炎症が慢性化し気管支周囲の筋がケイレン収縮し内腔を狭めた結果、粘膜の浮腫みや分泌物などが滞留した状態だとされています。数時間まれに数日間激しい咳などに苦しみます。また、悪化をたどり最悪の場合呼吸困難、窒息から死に至る事もありますから注意が必要です。発作時以外は特に目立った症状はありませんが、気道の腫れは続いているため この炎症部位を改善させる事が重要といわれています。


ぜんそくの原因

最も多い原因は、アレルゲンなどによる気道の慢性的炎症といわれています。
詳しくは、

【アレルギータイプ】
アレルゲンが生体内に侵入する事で発作を誘発させるタイプです。主に花粉やハウスダスト、カビ、動物の体毛、ダニなどといわれ食品類では、甲殻類や卵、魚・肉類(牛、豚など)などがあげられています。また、アレルギー体質は遺伝性が強く、家族にアレルギー疾患者などがいる場合は特に注意が必要といわれています。

【非アレルギータイプ】
アレルギー以外で発症するタイプで自律神経・内分泌系の乱れなどが主な原因といわれています。この他、急激な温度変化や環境の変化などのストレス、大気の汚染(もちろんタバコも)化学物質など、さらに前述のアスピリンなどもあげられています。


ぜんそくの予防策

ぜんそくの発作及び悪化を防止するには「アレルゲン」の特定し、それらを身の回りから除去する事が重要といわれます。ハウスダストやダニなどを排除するため、室内を充分換気し、清潔に保つ他化粧品類や防虫剤などのニオイもでも発作を誘発させる事があるようなので注意してください。日常生活においては、禁煙はもちろんの事、大酒を控え、風邪などに注意しスポーツなどで身体の抵抗力をつけたりする事がいいといわれます。食生活では、炎症を抑えたり自己免疫機能の調整を図るために「ビタミンA,C,E(バランスよく)」や「きのこ類、玄米」などを多く摂るのが効果的のようです。


ぜんそくの治療法

一部の人に漢方が有効といわれる他は、現在では炎症を抑える薬はステロイド薬が一般的なようです。特に吸入するタイプはダイレクトに届くので効き目もよく、またすぐに分解されるため副作用などもほとんどないといわれ、軽症の範囲内であればこれで完治する場合もあるといわれています。気を付けるてんは、しばらくの期間の使用と正しい吸入方法を守る事が大切とされています。

また、この吸入タイプ以外では、内服、点滴などがありますが、他のステロイドは副作用が強いため、医師の指示に従うよう注意してください。

ステロイド以外では、気管支拡張剤や抗アレルギー剤などを吸引する事も発作時に効果的とされますが、この薬は炎症を抑えてはくれませんので、一過性に改善されても発作の再発があるといいます。

先の、ステロイド吸入療法は安静が必要とされ、入院による治療もあるため連休や長期休暇を利用する人も多いようです。

いずれにせよ、ぜんそくは最悪は死に至る疾患ですから、軽症のうちに早期治療を心がけましょう。


ぜんそくの薬

前述のステロイドの吸入療法は、薬剤を気道の炎症部位に付着させ、炎症を抑えます。しかし、重症の場合などは気道が狭まっており、タンなどが詰まりやすく、気道の奥まで薬剤が届かない事もあるので経口タイプのステロイド剤と併用したりするようです。しかしこのタイプは副作用も強く、医師の指示を必ず守るようにしてください。