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依存症とは

依存症とは、精神的に作用する物質や身体的行為により、快感や興奮心の落ち着き、安らぎを求め続けた結果、それらなしでは生活できなくなった状態になる、心因的疾患のひとつと考えられています。以前はよく「××中毒(アルコール中毒など)」という言われ方をしていましたが現在では、この「依存症」という言葉で表しているようです。また「嗜癖(しへき)」というものもあります。これは英語で「Addiction(アディクション)」と言い「常用癖・耽溺」と言う意味を持ち依存症になる前のごく軽い症状から、完全に依存症になっている重症例まで広い範囲で使われている言葉だと言われます。(アルコール類や薬物類などを一緒に物質嗜癖とも呼ばれます)人間は誰もが皆何らかに「依存」して生活しています。それらに頼り、依存する事でストレスを解消したり、気分のリフレッシュができたりと適度であれば、日常生活の潤滑油となってくれますが(薬物は除く)エスカレートしてしまうと依存症へと移行してしまうケースが少なくないと言われています。例えば、オシャレ。最初は自分を向上させようと初めたものが限度がわからなくなり「あれもこれも欲しい」という結果最近よく聞く「買い物依存症」へと陥ってしまったり(未使用のまま保管するケースも多い)時間つぶしや興味本位で始めたギャンブルなどで最初に良い思いをして、1度負けるとその損失をまたギャンブルで取り戻そうとすると言う行動を繰り返すうちに「ギャンブル依存症」へと移行したりと言う例は以外に多いと言われます。その他では、以前からある、アルコール依存症や社会問題にもなっている、薬物依存症などがあげられます。このように、依存症とは「物質面」「行為面」の2タイプに分けられまた、「自分1人では、歯止めがきかなくなった」状態だと言われています。


依存症の種類

様々な症例があると言われる「依存症」。ここでは、その種類のを説明します。
【物質的依存症】
<ニコチン(たばこ)依存症>
最近では、日本も喫煙できるスペースが徐々に少なくなって来たようですが愛煙家の人も多く、やめられずに悩んでいる人がほとんどだと言われるこのたばこ。これは、ご存知のとおり「ニコチン」によるものです。ニコチンは生体内で、すぐに分解、排泄されるので、血液中のニコチン濃度が減ると また、吸いたくなると言うわけです。

<アルコール依存症> 最も知られている依存症のひとつと言われます。現在日本では約250万人に のぼるというこのアルコール依存症。この症状から次の事柄へと発展していく ケースもあり(内臓疾患、暴力など)問題とされています。 以下の項目で3コ以上が、1年以内に起きた場合依存症と診断される事が多いようです。

・お酒に慣れているため短時間では酔わず、酔うまでには多くの量が必要。
・イライラや不安感など禁断症状(離脱症状)があっても呑む事でなくなる。
・以前より、量も時間も増えている。
・禁酒や減らす事を思っているが、思うように結果が出せない。
・飲酒のための労力を惜しまない。
・お酒が原因で、社会生活や娯楽に支障をきたしている。
・お酒による精神・肉体面の問題が常にあり、たとえ悪化すると知っていても呑み続け、やめられない。

<薬物依存症>
近年、若年層から主婦までもが使用にはまってしまうと言われている薬物。
また、ニコチンやアルコールも「合法のドラッグ」だという専門家もいます。
ここでは、社会問題にもなっている「非合法麻薬」をいくつか記します。

・覚醒剤など・
最もよく聞かれる麻薬のひとつではないでしょうか。これは中枢神経に作用し 気分を興奮し、キーンと目が覚めた感じになり疲労感がなくなると言います。 食欲を抑制する効果や運動系にも効果があるため、「やせ薬」として使用したり 運動選手の「ドーピング」などで使用され、問題になっているようです。 薬物療法では、抗うつ剤や多動性障害などの治療に「リタリン」などが 使われていると言われています。

・コカインなど・
「カイン」とは「合成アルカロイド麻酔剤」という意味で、コカインも局所麻酔薬と して使用されてきました。全身作用としては覚醒剤より強力な興奮がある反面持続時間は は短く、over dose(オーバードーズ・薬物の過剰摂取)は急性中毒や心臓麻痺などを 起こす危険性があるとされます。

・LSDなど・
幻覚を引き起こす麻薬としてよく聞かれます。微量で幻覚症状が起き瞳孔が広がり 視覚や聴覚、意識や集中力が高まると言われます。反面、情緒不安定になり 不安感なども高まるようです。

【行為的依存症】
<ギャンブル依存症>
少し前まで「パチンコ依存症」などいう症状が有名になりましたが 次の項目のうち5つ以上あると依存症の可能性があるとされます。

・我を忘れる程に熱中する。
・望む結果がでるまで、お金をつぎ込む。
・やめようとしたり、回数を減らそうとしてもできない。
・また、そのような事を試みるとイライラする。
・ギャンブルで現実逃避を図る。
・ギャンブルの損失はギャンブルで取り戻そうとする。
・ギャンブルにはまっている事を周囲に隠す。
・資金調達のため犯罪行為をした経験がある。
・ギャンブルが原因で社会的信用を失った事がある。
・資金にこまり、他人に頼る。

<その他>
その他の、行為的依存症は前述の買い物依存症や仕事依存症(ワーカホリック) そして、まだ認知度が低いと言われる、「恋愛・セックス依存症」や摂食障害 自傷行為などが最近あげられています。

【共依存とは?】
よく「いつも、だめな人ばかり好きになる」と言う人やDV(ドメスティックバイオレンス)を受けても別れられない人がいると聞きますが、このような特定人物との関係に依存し 面倒を見る事でしか自分の存在価値を見つけられないという状態を共依存と言われています。


依存症の症状

ここでは、アルコールやニコチン、薬物などの物質的依存症を紹介します。

【耐性など】
一般の同じ市販薬などを長期間使用すると、効かなくなったような気が するというような事をよく耳にしますが、これが「耐性」といわれるもの です。アルコールやモルヒネなどは長い間使用していると徐々に量を増や さなければ効き目が弱いくなると言われます。これは、代謝速度が上がる 事などが原因とされ、どんどん摂取しようとしてしまいます。

【禁断症状など】
これは、離脱症状や退薬症状とも呼ばれます。物質摂取を中断したり 数を減らす事で発症すると言われ、「心身とも」に依存している状態を さすようです。 物質により症状は様々ですが、イライラから始まり、幻覚及び幻聴、 そして意識障害などまでにおちいるケースもあると言われます。

【何としても入手する】
お酒を、車を出してまで買いに行くとか、深夜にコンビ二などに タバコを買いにいくなどがいい例でしょう。 また、禁断症状を避けたいがためとも言われています。

【努力の結果が伴わない】
依存症で悩んでいる人の大半は、「やめたい、減らしたい」と思っている と聞きます。しかし、大抵は失敗に終わるようです。身近なところで 言うと、禁煙などがそうではないでしょうか。。。

【社会生活、学習に障害】
仕事や学校、家事や対人関係などに支障をきたす様になると かなり重度の依存症と言われています。 早急に専門医などに相談した方が良いと思われます。 パチンコなどのギャンブル、買い物、自傷行為(過剰なタトゥーなども)や 恋愛・セックス依存症などの行為的依存症も同じ事が言われています。


依存症の原因

最初はほんの些細な事から始まる事が多いと言われます。ギャンブルなど を例にあげると、たまたまビギナーズラックで大金が入り、思わぬ収入で うれしくなり、嫌な事もその時は忘れ前から欲しいと思っていた物などを 購入したり、遊びなどで使い、満足感と心地よさを感じ、また次も勝てる と思い込み失敗し、ここで止められれば良いのですが止められずに、その 損失をまたギャンブルで取り返そうとする。この様な事の繰り返しで 気が付くと貯金などにも手を出し、最悪の場合には、借金までして ギャンブルを続けてしまうというような状態が少なくないようです。 また、ひとつの症例から2次的なものへ進行していく依存症もあると言われ 借金苦からアルコールへと逃避してしまったり、買い物依存からギャンブル へと移行したり、恋愛依存の寂しさからアルコールへとなど様々のようです。 どの例も、結局は夢を見ているような時間が過ぎ現実世界へと醒めた時に その現実を受け止められずに、また繰り返してしまうと言われています。 依存症になる可能性がある人の特徴は以下のとおりです。

・プライドが高く完璧主義。
・自分の生活に焦り感がある。
・現実に満足せず、自分はもっとできるはずだと思っている。
・あまり考え方に柔軟性を持つのが苦手。

などがあげられています。


依存症の治療法

依存症の治療は、家族や周りの人々の協力を得て、第一に止める 減らす努力をする事だと言われます。
しかし、症状が深刻な場合アルコールや薬物依存症の治療法はまず 専門医師や専門機関でのカウンセリングをうけ治療を進めていくとされます。 打開策は現在様々出てきているようですが、欧米などでは「12段階のプログラム」 や、依存症で苦しんでいる人々をサポートする団体がたくさんあると言います。 また日本でも、自助グループなどがありこれと平行するようにしてカウンセリング など進めていく事が最も効果的のようです。
また、薬物療法や点滴など治療法もあるようですが、基本的には患者さんが 治したいという強い気持ちがなければ、効果的に治療が進まなくなるため まず、その気持ちを引き出す事が重要だと言われています。
たばこなどは、ニコチンパッチなどが医師からの処方で入手できます。 またニコチンガムの様なタイプは、ドラッグストアなどでも簡単に購入できますが ニコチンの依存性は、思っている程強くなく早い人で約4~5日、遅い人でも 約1~2週間でなくなるとも言われています。「ニコチンは依存する物だ」という 先入観が原因では?とも言われています。そして、以外に簡単に吸わずに生活できると 「いつでも止められる」と安心してしまい、また吸ってしまうという事が多々ある ようです。
これら、物質的依存症以外は具体的な治療法はカウンセリングの他はないようです。 しかし、なるべく単独行動は避けて、グループで行動する事が大切で、 辛い時などはハッキリと周囲の友達や家族などに言い、ストレスをため過ぎないよう 徐々に改善して行くよう努力していきましょう。